2026/01/23 佐賀新聞 掲載
2000年代には既に大人だった私は「裏ワザ」という言葉にとても弱いのですが、皆さんはいかがですか? 生活を便利にする「裏ワザ」は1997年から日本テレビで放送されていた「伊藤家の食卓」という番組で取り上げられ、一世を風靡(ふうび)しました。今風に言い換えれば「ライフハック」でしょうか?
このお正月にアイフォーンの裏ワザとして「システム時刻を未来(例えば2030年)に変更することで、アイフォーンの空き容量を増やす手法」がSNSを通じて拡散されました。結果的にこの手法はスマホに大変な不具合を引き起こすものだったのですが、日ごろシステムデータ(下図参照、キャッシュと呼ばれることも)がスマホを圧迫して困っている人にとっては、画期的な裏ワザのように映ったのです。
アイフォーンの場合、システムデータを削除するのは基本的に無理だったので、当然と言えば当然です。そして、裏ワザを実行した人の一部端末が起動しなくなったり、操作不能になったりしたのです。
読者の皆さんは、そんなトラブルに見舞われてはいらっしゃらないとは思いますが、このような事例もあることを知っていただくのは大事だと思い紹介しました。誰も知らない「特別な裏ワザ」ついつい試したくなりますが、簡単に飛びつくとひどい目にあうこともあります。
えっ、私が裏ワザを実行したのかとお疑いですか?
幸い私は実行する前に思いとどまることができました。本当に危機一髪でした。皆さまもご注意ください。
(ITサポートさが理事長・陣内誠)
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