
2025/05/09 掲載
先週紹介した「電子版お薬手帳」に関する厚生労働省のウェブサイトですが、図に掲載されているQRコードを読み取ることで閲覧できます。
スマホでのQRコードの読み方は、標準のカメラアプリで読み取るだけです。以前はQRコード読み取りアプリが必要でしたが、最近のスマホはほとんど標準で搭載されています。
カメラをQRコードにかざすと画面にURLが表示されるので、URLをタップするとPDFファイルが開きます。PDFというのは、文字や図、表などのレイアウトを紙に印刷したものとほとんど同じ状態で見ることのできるファイル形式のことです。
これも最近のスマホは標準的に閲覧できると思いますが、開けない場合は、アクロバットリーダーなどの閲覧アプリをインストール必要があります。Androidの場合はGoogleの標準アプリにFilesというのがあるので、そちらで開くことができます。
QRコード読み込み後にダウンロードが開いて「001257615.pdf」という項目があるのでそこをタップします。すると厚生労働省が把握している32種類もの電子版お薬手帳が紹介されています。
その機能項目(7)が「服薬管理機能」の有無を表しています。たくさんありすぎてどれを選ぼうかと迷うところですが、私的に選ぶべきポイントは2点だと思います。
まずは「行きつけの薬局で使えるか?」。薬剤師さんに推薦してもらうのが無難かもしれません。次に「服薬のお知らせがメールではなく通知で来ること」。メールで来ると通信料もかかるし、メールがたまりすぎます。
(ITサポートさが理事長・陣内誠)
佐賀新聞公式サイト 【 https://www.saga-s.co.jp/ 】