
2025/06/06 掲載
今週はスマホでテレビの話題です。2020年ごろまでは、テレビが見られるスマホが販売されていました。「ワンセグ対応・フルセグ対応」といううたい文句で発売されていたものがそうです。
「ワンセグ」といえばその昔、一部の携帯電話でテレビを見ることができていたのをご記憶の方も多いと思います。ワンセグのデータ放送は終了していますが、テレビのワンセグ放送は対応端末さえあれば、今も視聴可能です。通信料がかからずにテレビを視聴できるので、対応している中古端末は今でも一定の需要があります。
ただし、NHKが受信できる端末はNHKとの受信契約が必要になるので注意が必要です(2019年に最高裁判決が出ています)。もちろん、既に受信契約を行っていて、受信料を支払っている場合は追加契約の必要はありません。
民放だけの視聴なら「TVer」が便利です。「Radiko」と違ってリアルタイムの視聴には制限がありますが、一部番組を除いて放送終了後7日間程度視聴することができます。
NHKに関しては「NHK+(プラス)」というアプリがありますが、一度契約してしまうと解約の手続きが一般のサブスクリプションサービスと違うようなのでご注意ください。今年の10月からNHKのインターネット配信が必須業務化されることから、受信契約と解約条件に関して注目が集まっているので、時期が近づいたら詳しく説明したいと思います。
ちなみにラジオのみの聴取には受信料は発生しないので安心してください。
(ITサポートさが理事長・陣内誠)
佐賀新聞公式サイト 【 https://www.saga-s.co.jp/ 】