
2025/07/11 掲載
先々週から2週にわたって「スマホにマイナンバーカード(以下マイナカード)」の話題を取り上げました。スマホにマイナカード機能を搭載するメリットとして、スマホのロック解除のパスワードや生体認証を使ってマイナカードのセキュリティーを向上させることが挙げられます。
ただし、スマホを失くしてしまっては元も子もありません。ですが、ご安心ください。スマホを見失ったときに利用できるアプリがあるのです。アイフォーンでは「探す」、アンドロイドでは「Find Hub」または「検索ハブ」という名前のアプリです。以前は【端末を探す】や【デバイスを探す】という名前でした。
アイフォーンの「探す」は最初からインストールされているので、新たなダウンロードは不要です。アンドロイドも5月末から6月初めにGoogleの公式アプリとして登場したので自動で追加されていると思います。
「突然スマートフォンのホーム画面やアプリ一覧に表示されて驚いた」という声もありました。確かに、突然見慣れないアプリが表示されたら「悪者にハッキングされたかも」と思ってしまいますよね。
「探す」も「検索ハブ」も、スマートフォンやタブレットの位置を地図上で表示したり、音や光で場所を知らせたりするアプリです。マイナカードだけだったら置き場所を忘れてしまったら大変ですが、スマホにマイナカードを搭載しておけば、これを使って探し出せるともいえますね。来週は、これらアプリの使い方を解説します。
(ITサポートさが理事長・陣内誠)
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